上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ]
スポンサー広告 |
|
コメント(-)
35 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:01:06.26 ID:Njk9JQDO
投下します
>>34
とりあえずありがとう
さてさて
朝比奈さんの一撃により、見事{イャンクック}を仕留めた俺達は剥ぎ取りをした。
後でギルドからも報酬アイテムも追加してくれるようだ。
ハ「村に戻るのはメンドイわね!…ちょっと話してくる!」
と{イャンクック}を受け取りに来ていた人たちの所へ、走っていった。
しばらくして
ハ「[密林]のクエストを幾つか受注してきたわ!」
キ「おいおい、無茶苦茶言ったんじゃないだろうな。」
ハ「大丈夫よ。ちょっと締め上g…。それよりどれからやる?」
キ(やれやれ…)36 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:02:33.27 ID:Njk9JQDO
ハルヒは、[キノコ納品]やら[ランポス狩猟]、[ドスランポス狩猟]など、様々なクエストを持ってきていた。
みんなでそれぞれ手分けしたり、協力したりしながら、クエストを消化していく。
[ドスランポス]を仕留め終えベースキャンプへ戻ってきた。
キ「全く、前後左右に跳び回りやがって!」
み「そうですね。攻撃が当てにくかったですぅ。」
古「目標が小さいので、一斉に攻撃したら同士討ちしそうですし。」
と愚痴りながら村に帰る準備をする。
はやく休みたいよ…ハルヒは「休む」という言葉をしらないのか?37 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:05:51.28 ID:Njk9JQDO
帰る途中
ハ「武器防具もそろそろ強化しときたいわね!お金はあるけど」
古「素材が揃っていればよいのですが。」
と話を聞きながら、ふと木の影に珍しいキノコが生えてるのが見えた。
そのキノコを採取し、長門に聞こうと見せたところで、
ハ「キョン!有希!置いてくわよ?。」
と急かされ、聞きそびれてしまいポーチに入れといた。
村に着き、自室に帰り着いた俺はベッドに転がった。
走り回って疲れたよ。
また朝比奈さんとアイルーのご飯をいただく。アイルーが2匹に増えており、少し豪勢な食事になっていた。38 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:07:33.97 ID:Njk9JQDO
おいしい食事を食べ終わると
み「そういえば、もう備蓄の[生肉]が少なくなって来たんですよ。」
キ「そうなんですか…(ハルヒと長門が食うからなぁ…)」
ハ「じゃ、取りに行きましょうか!夜のクエストもあったはずよ!」
キ「今からかよ!」
ハ「当たり前じゃない!思い立ったが吉日。って言うしさ。」
…やれやれ
ハ「ということで、準備したらすぐに集合ね♪」39 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:08:45.09 ID:Njk9JQDO
またもやハルヒの素早い手続きにより、すでに[雪山]に着いている。
ハ「今回は[雪山草納品]よ。目的は[生肉]でもあるわ。ついでにこれ!」
と渡されたのは、[ピッケル]である。
ハ「武器や防具を強化するには、鉱石も必要になるから各自で採掘してちょうだい!」
キ「へいへい。」
古「今回は、[雪山草][生肉][鉱石]が目的ということですね。」
ハ「そういうことね♪みんなバラバラに行って、採取しましょう!合流場所は頂上。一番成績の悪い人は罰ゲーム!」
ハルヒはホットドリンクを飲み干すと、「出発♪」と行ってしまった。40 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:10:03.10 ID:Njk9JQDO
続いて古泉と朝比奈さんも走っていった。
長門が[雪山]を見ながら、
長「…雰囲気が違う。天候が悪くなる可能性がある。」
キ「そうか…ならはやく終わらせた方がいいな?」
長「…いい。」
と、長門も走り出した。
俺も急がないとな、罰ゲームは嫌だし。
そうして、採取、剥ぎ取りしながらも頂上を目指していると、雪が降ってきた。
長門が言った通りだ、強くならなきゃいいけどな…。
頂上に着くと、4人はすでに集まっていた。
時間指定はなかったので遅刻とは言われなかったが、嵌められてると疑いたくなるな、全く。41 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:16:44.34 ID:Njk9JQDO
雪も降ってるので、とりあえずキャンプに、とみんなで下山する。
だんだんと吹雪いてきた。
初めて村に行ったときも、と思ったが嫌な予感と一緒に頭から追い出す。
…だが、どんどん吹雪いてきて視界も悪くなる。
すると、あの時と同じ雄叫びが響いてきた。
みんなは驚いていたが、俺は考えるより先に叫んだ!
キ「みんな、走れ!逃げるんだ!」
必死さを感じてくれたのかみんな走り出した。
すると、地響きと共にさっきまで俺達が立ってた場所に、あの影が落ちてきた!
俺達を確認したみたく、威嚇のようにまた雄叫びをあげる。42 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:17:42.69 ID:Njk9JQDO
古「あれは…もしや{ティガレックス}!よく、気付きましたね!」
キ「話は後だ。逃げるぞ!」
全力で逃げる俺達だが、{ティガレックス}はもの凄い勢いで追いかけてきた。
俺達は横に跳び、突撃されるのを回避した。
応戦するしかないのか…
ハルヒも古泉も俺も、隙を見て攻撃する。が、ビクともせず跳ね返された。
そして{ティガレックス}が足で弾き出した岩が、朝比奈さんを襲うが、間一髪、大剣で防いだ。
勝ち目がないな。どうする……
長「あなたのキノコを。」
いつの間にか横にいた長門が声をかけてきた。43 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:22:08.71 ID:Njk9JQDO
キ「?…キノコ?」
不思議に思っていると
長「昼間のキノコをわたしに。」
と言い直してきた。
あれか!思い出して、ポーチから出し手渡す。
問おうとしたが{ティガレックス}に攻撃され、避けるのが精一杯だった。
長門は避けながらも、あのキノコを扱っていた。
長「わたしが囮になる。みんなと逃げて。」
キ「長門だけじゃ無理だ!俺も一緒に…」
長「心配ない。絶対に追い付くから。」
長門は{ティガレックス}に突っ込み、頭部に笛を叩きつけ、怯ませる。
キ「みんな逃げるぞ!」
長門に頼りきりな自分がかなり悔しかった。44 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:22:59.98 ID:Njk9JQDO
ハ「ちょっとキョン!有希は大丈夫なの?」
キ「本人が絶対追い付くから、と言ったんだ…信じるしかない。」
み「長門さん…。」
麓まで一気に駆け降りてきた。あと少しでベースキャンプだな。
頂上の方を振り返る。長門は大丈夫なのか?やはり心配だ…。
古「とりあえずキャンプへ戻りましょう。もしかしたら、待たせてるかもしれませんよ?」
意味がわからなかったが、とりあえずキャンプへ向かった。
そこにはいるはずのない、女の子がいた。
長「……遅刻は罰金。」
そう言った長門は、ハルヒと朝比奈さんにもみくちゃにされた。45 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:23:53.64 ID:Njk9JQDO
古「やはり[モドリ玉]ですか?」
長門はうなずく。
キ「悪いが…さっぱりわかんないんだが…」
ハ「不思議なアイテムよ。使うと一瞬でキャンプに戻れるらしいの!」
み「たしか[ドキドキノコ]と[素材玉]で調合出来たはずです。」
キ「そうか、俺が長門に渡したキノコが!」
古「そのようですね。ですが、あの場面で調合を行う長門さんもすごいですよ。」
長「あなたが持ってなかったら危なかった。…ありがとう。」
一瞬、長門が微笑んだように見えた。46 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:25:16.89 ID:Njk9JQDO
ハ「有希も無事だったし♪戦果報告といきますか!」
とみんなで採取してきたアイテムを確認した。
[生肉]が少なかった俺が罰ゲームだった…。
くそ!村までの荷物持ちって、どんだけ量があるかわかってんのか!
キ「そういや長門。」
長「…なに?」
キ「[モドリ玉]の作り方と効果はわかったんだが…。」
長「……。」
キ「一瞬でキャンプに。ってどんな仕組みなんだ?」
長門はしばらく考えてから、人差し指を口にあて
長「…禁則事項。」
と言った。
…いつか、そのセリフを微笑みながら聞かせてもらいみたいもんだ。47 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2009/03/21(土) 19:26:39.93 ID:Njk9JQDO
これで今日は終わりです
ありがとうございました