1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 19:43:13.08 ID:ESFE83sk0
神人「いや、ワシは神人や」
ハルヒ「新人?」
神人「ちゃう。神の人とかいて『神人』」
ハルヒ「偉そうな名前ね」
神人「あんたにいわれとうない」
ハルヒ「どちらかというと、『森人』ってかんじの風貌ね」
神人「なんやそれ。わけわからんわ」
ハルヒ「で、結局何者なのよあんた」
神人「そこはおいおい説明しますわ」
ハルヒ「着ぐるみ・・・じゃないわよね、このサイズじゃ」2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 19:51:01.41 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「ここはどこ?私、部屋で寝てたはずなんだけど」
神人「あー・・・なんて説明しようなぁ」
神人「それもおいおい、やな」
ハルヒ「もう、ハッキリしないわね」
ハルヒ「ところで私を見下ろすのやめなさいよ」
神人「あんたもえらそうやなぁ」
ハルヒ「わるい?」
神人「別にわるかないけどな」
ハルヒ「あなたと喋ってると首が疲れるのよ」
神人「あー、それはすまんかった」シュンシュンシュン
ハルヒ「あら、縮めるのね」
神人「伊達に神と名のっとらんで」3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 19:52:46.99 ID:6m3a9MQN0
ちゃんの方ならちっちゃくなった瞬間に神人をボッコボコにしようとするはず4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 19:57:00.59 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「それにしても不思議だわ」
神人「なにがや」
ハルヒ「普段の私だったらあなたみたいな奇想天外な生物見たらもっと興奮するでしょうに」
ハルヒ「なんで私、こんなに冷静なのかしら」
神人「そうやな?」
神人「あんたも無意識的にわかっとる、ってことやないかな」
ハルヒ「?」
神人「まぁええわ。ほないこか」
ハルヒ「どこへ?」
神人「まぁまぁ、後のお楽しみや」5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 20:01:50.95 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「暗くてよくわからなかったけど、ここ学校だったのね」
神人「うん、まあそうやな、正解やな」
ハルヒ「・・・いちいちハッキリしないわね、あなた」
神人「ちょっと理由があるんや、気にせんといてや」
ハルヒ「それにしても嫌に薄暗いわね」
神人「夜やからしゃあないわ」
ハルヒ「それにしたって街燈すらついてないわよ」
神人「いちいちうるさいのう・・・」7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 20:07:00.70 ID:ESFE83sk0
神人「どや、学校は楽しいか?」
ハルヒ「なんであんたにそんなこと話さなきゃいけないのよ」
神人「つれんな、話し相手くらいいいやないか」
ハルヒ「ずっと思ってたけど、なれなれしいのよあんた」
神人「それにしては大人しくついてきてくれるんやな」
ハルヒ「うるさいわね」
神人「で、学校はどうや?」
ハルヒ「う?ん、それなりね」
神人「たしか部活動やっとったよな?」
神人「なんていったっけな・・・そうそう、SOS団」
ハルヒ「な、なんであなたが知ってるのよ」
神人「街で有名やで?あんたら」
ハルヒ「あぁ・・・」8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 20:11:26.92 ID:ESFE83sk0
神人「商店街まきこんでけったいなことしとるらしいやないの」
ハルヒ「失礼ね、私達だって商店街の繁栄のために協力してあげたのよ?」
神人「それにしては商店街は寂れたまんまやがな」
ハルヒ「なによ、私達の活動に文句あるの?」イライラ
神人「すまん、ついな あっはっはっは」
ハルヒ「・・・・」イライラ
神人「それで、そのSOS団は楽しいか?」
ハルヒ「まあね。優秀な団員ばかりで充実してるわ」
ハルヒ「・・・まぁ、一人例外がいるけどね」
ハルヒ「雑用しかできない能無しが」
神人「あっはっは それで普段はなにしとるん?」
ハルヒ「そうね?、困っている人の相談にのったり」
神人「なんや、SOS団って生徒会みたいなもんか?」
ハルヒ「ち、違うわよ!」9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 20:17:53.12 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「あたし達の目的はこの世の不思議探しなの!」
ハルヒ「相談に乗るのだって、不思議探しのひとつの方法よ」
神人「そうかいな」
ハルヒ「・・・いちいちイラッとくるわね」
神人「そない短気やとはげるで」
ハルヒ「レディにいう台詞じゃないわよそれ」
神人「だから細かいこと気にするとはg」
ハルヒ「もういいわよ!」11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 20:32:46.58 ID:ESFE83sk0
神人「まあ部活動の話はもうええわ」
神人「彼氏はおるんか?」
ハルヒ「いないわよ」
神人「そーか、でも気になる男子のひとりくらいは」
ハルヒ「いいいいいいいいないないなごむし!!!」
神人「わっかりやすいな・・・」
ハルヒ「・・・・」カァ
神人「顔赤らめて、かわいらしいのう」
神人「はっ、もしかして・・・」チラチラ
ハルヒ「いや、どう考えてもあんたじゃないわよ・・・」
神人「なんや、こんなイケメン滅多におらへんで」12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 20:37:35.32 ID:ESFE83sk0
神人「で、その子とはうまくいきそうか?」
ハルヒ「・・・だめね」
神人「あら、もしかして彼女でもおるんかその子」
ハルヒ「いや、それはないわね」
神人「じゃあ好きな娘でもおるとか」
ハルヒ「う?ん・・・どうでしょうね」
神人「でもあんたほどべっぴんやったらちょいとアタックすればひょいやろ」
ハルヒ「あ?だめだめ 国宝級の鈍感野郎なの」
神人「あっはっは、苦労しとるんやなあんた」
ハルヒ(私なんでこんなにベラベラ喋ってるんだろ・・・)13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 20:41:51.10 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「で、でもこのままでいいと思ってるわ」
神人「なんでや」
ハルヒ「団長である私が色恋沙汰にうつつをぬかすわけにはいかないわ!」
ハルヒ「それに・・・今のままでも楽しいから」
神人「本当にええんか?」
ハルヒ「ええ」
神人「もったいないわ?、あんたなら思い通りいくやろうに」
ハルヒ「人生そうもいかないわよ」
神人「そんなことないんやけどな?」
ハルヒ「?」
神人「あっはっは」15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 20:50:22.94 ID:ESFE83sk0
神人「お、こっから街が見えるのう」
ハルヒ(・・・いくら深夜といっても、全く電気がついてないわ)
ハルヒ「ねえ、なんか街の様子おかしくない?」
神人「そりゃそうや、ここ閉鎖空間やし」
ハルヒ「へいさくうかん?」
神人「生み出した本人が知らんってのもおかしな話やな」
ハルヒ「どういうことよ」
神人「簡単にいうと、ここはあんたのストレスのはけ口ってとこや」
ハルヒ「・・・・?」
神人「まあゆっくり理解してくれればええわ」16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:01:22.53 ID:ESFE83sk0
ハルヒ(へいさくうかん?なによそれ)
神人「あ、足元あぶないで」
ハルヒ「え、ああ、ありがと」ヒョイ
神人「ええよ」
ハルヒ「・・・なにこのコンクリートの塊」
神人「残骸の一部やな。ガラスにも注意してや」
ハルヒ「え?」
神人「いちいち説明いるんか。面倒やから上みてや」
ハルヒ「・・・なによこ・・・れ・・・」
ハルヒ「学校が・・・崩れてるわ」
神人「この辺は特にひどいからな。危ないからはよいこか」
ハルヒ「何でこんな・・・」
神人「あんたのせいでもあるんやで?」
ハルヒ「・・・え?」
神人「あーなんでもないなんでもない」17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:07:54.14 ID:ESFE83sk0
「うぅ」
ハルヒ「ちょっと。今、人の声がしなかった?」
神人「気のせいや。ちょっと急ぐで」
ハルヒ「う、うん」
「こ・・・ず・・・」
ハルヒ「いいえ、やっぱり聞こえるわ」
ハルヒ「きっと瓦礫の下敷きになってるのよ、探すわよ」
神人「は?、あんたな?・・・」
ハルヒ「こっちだったわね」
ガラガラ
男「あ、あなたは・・・」
ハルヒ「大丈夫よ、今救急車を呼ぶから」
男「それより・・・なぜ」
ハルヒ「喋っちゃだめよ!」18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:12:04.14 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「あれ、おかしいわね、繋がらないわ」ピッ
神人「この荒れ方やからな、携帯なんか繋がらんのも仕方ないわ」
ハルヒ「え?もしかして街中こうなってるっていうの?」
神人「あー、そうかもなー」
ハルヒ「こんな時に警察は何してるのよ!大体こう非常事態のときにこs」
神人「これるわけないわ、こないなとこに」
ハルヒ「・・・あなた、やっぱり何か知ってるのね?」
神人「隠した覚えはないけどな?」
ハルヒ「それよりまずはこの人を助けないと」
19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:14:45.34 ID:jtawB3xNO
なぜか鶴瓶の声で再生される22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:17:28.31 ID:ESFE83sk0
神人「はー・・・ならワシが助けたるわ」
ハルヒ「え?本当?」
神人「神やっていうたやろ?そんくらいの力はある」
ハルヒ「じゃあ早く助けてあげて。相当具合悪そうなの」
神人「わかったから、ちょっと向こういっててくれんか?」
ハルヒ「? なぜよ」
神人「人に簡単に見せていい力と違うからなぁ」
ハルヒ「そういわれると見たいけど・・・仕方ないわね」タッタッタ
神人「こういう時は物分りよくて助かるわ?」
男「はやく・・・おにげ・・・」
神人「辛いなら喋らんほうがええで」
男「お、おま・・・・な・・・」
神人「おーおー、ほんまに辛そうやな 虫の息いうやつやな」
神人「ほなさいなら」
グシャ23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:22:34.67 ID:ESFE83sk0
神人「いこか」
ハルヒ「あ、あの人は?」
神人「もうピンピンしとるで」
ハルヒ「そう・・・あなたの力って凄いのね」
神人「そうやろ?」
ハルヒ「・・・適当な返事ね。本当に治したの?」
神人「信用してや?」
ハルヒ「・・・私、もう一度見てくるわ」
神人「勘弁してや、もうすぐ目的地やし」
ハルヒ「でも心配だわ」
神人「は?、仕方ないなぁ・・・」25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:28:30.75 ID:ESFE83sk0
神人「ほら、あの人おらんやろ?」
ハルヒ「・・・血がついてるけど」
神人「さっき倒れとった時についたんや」
神人「傷はもう治っとるし心配いらんて」
ハルヒ「それもそうね、疑って悪かったわ」
神人「ええよ、気にしんといてや」
ハルヒ「きっとこういう人が街中にいるんでしょうね」
神人「そういうんは消防にでも任せればええよ」
ハルヒ「さっき来ないっていわなかった?」
神人「んなわけないやろ、こないな状況で」
ハルヒ「・・・・」
神人(用心のために上に瓦礫つんどいて正解やったわ)
26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:34:17.08 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「それで、私に見せたいものってなんなのよ」
神人「そうやなぁ、この世界の心理かなぁ」
神人「あ、今ワシかっこいいこといったで!あっはっはっは」
ハルヒ「・・・・」
神人「なんや、少しくらい笑ってくれてもええやないの」
ハルヒ「そんな気分じゃないわ・・・」
ハルヒ「へいさくうかんって結局なんなのよ。それに私が作ったって」
神人「あ、着いたで」
ハルヒ「・・・え?」27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:40:17.50 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「・・・なによ・・・これ・・・」
神人「まぁぶっちゃけただの運動場、やな」
ハルヒ「そうじゃなく・・・て」
神人「そやなぁ、人がぎょうさん死んどるなぁ」
神人「こういうとこで説明したほうが信じてくれるおもってな」
ハルヒ「そ・・より・・・助け」ガタガタ
神人「口まわってないで?助けるわけないやん」
神人「これやったんワシやし」
ハルヒ「え?」
神人「こいつらワシを殺そうとしたんや。だからやった」
ハルヒ「あ、あんた!」
神人「おー、やっと調子が戻ったな」
28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:45:54.13 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「なんでこんな・・・」
神人「あんた、一部の人間から神いわれてるって知ってたか?」
ハルヒ「神・・・それはあなt」
神人「ちゃうちゃう、涼宮さんあんた」
神人「まぁ知らなんだってのはわかっとるけどな」
神人「あんたには願望を現実にする能力があるんや」
ハルヒ「願望・・・を?」
神人「そや。少しは心当たりないか?」
神人「席替えが思い通りになったり、とかな」
ハルヒ「・・・・」
神人「いきなりそんなこと言われても信じられへんよな」29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:52:55.52 ID:ESFE83sk0
神人「でもそんなあんたでも全ての願望を現実にすることはしなんだんやな」
神人「だからきづかへんのも仕方ないわ」
神人「こいつらにいわせるとあんたが全ての願望を叶えたりしんのはな」
神人「『涼宮ハルヒにも人並みの常識がある』からなんやそうや」
神人「そんなあいまいな説明で済ましてまうような奴らやからこんなことになってまったんやろうな」
ハルヒ「・・・・」
神人「反応してくれや、ワシ寂しいで」
ハルヒ「・・・・」
神人「あ、もしかして『こいつ消えろ』とか『みんなや街が元通りに』とか願っとる?」
ハルヒ「・・・・」
神人「すまんすまん、もうあんたにそんな力のこっとらんのや」
ハルヒ「え?」
神人「しっかし、こんな話きいただけですぐ実践するとはあんた単純やのう」
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:55:23.58 ID:jJ48nF2UO
エセ関西弁やめろ、ガネーシャ思い出すがな!32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/09/29(火) 21:58:38.63 ID:JDiM5QzQO
>>30俺もそいつで再生される31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 21:58:14.99 ID:ESFE83sk0
神人「こっからはワシしか知らんことやけどな」
神人「そんな能力も永久に使えるものではなかったんよ」
神人「ついに今日スッカラカンになってまったわけや」
ハルヒ「・・・・」
神人「残念やったのう、せっかくの便利な力が消えてもうて」
ハルヒ「・・・・」
神人「・・・さっきから黙ってばっかで、なんか思うことあらへんのか」
ハルヒ「だって・・・だって・・・」
神人「ん?」
ハルヒ「よく・・・わから・・・ないけど・・・」
ハルヒ「私のせいで・・・たくさんの人が・・・・」ポロポロ
神人「あ、ああ、こいつらの事か」
神人「・・・あんたのせいちゃうよ。やったの全部ワシやし」33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:03:41.75 ID:ESFE83sk0
神人「じゃあついでに閉鎖空間についても教えたるわ」
神人「あんたって意外とストレス溜め込むタイプやろ?」
神人「我がままできつい事ズバズバゆうけど、実は本音を押し殺したりもしとる」
神人「違うか?」
ハルヒ「・・・・」
神人「あっはっは、凄いやろ?占いでもしとるみたいやろ?」
神人「あー、いかんいかん あんたにとってそのストレスを解消する場所」
神人「それがここ、閉鎖空間や」
神人「現実とは違う空間を作り、ストレスの塊であるワシをそこに放つ!すっきり!」
神人「そんなふうに自分をたもっとったわけやな」
神人「でも、他空間とはいえやっぱり暴れすぎると現実世界にまで影響がいくわけよ」
ガシッ
ハルヒ「キャア!?」
神人「え?ワ、ワシお尻なんてさわっとらんで!ほんまや!」34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:09:15.38 ID:ESFE83sk0
新川「涼みやさ・・・」
ハルヒ「あなた・・・確か、新川さん!」
神人「生きとるのがおったんか、タフやのう」
神人「そうそう、現実世界に影響がいく前にワシを抹殺する存在」
神人「それがこいつらや ほんま憎たらしい」
ハルヒ「血だらけじゃない・・・」
新川「も・・・し・・・・」
ハルヒ「喋っちゃだめよ・・・」ポロポロ
新川「ふふ・・・涼みやさん・・・しく・・・ない・・・」
神人「こいつら鬼やで?」
神人「ワシが生まれる度に切りきざんで殺して殺して・・・」
神人「何百回それを繰り返したかわからんで、ほんまに」
神人「それが一回やり返しただけで『ワシ悪者』みたいな流れやもん」
神人「人生って不公平やわ?」36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:16:27.10 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「あんた・・・ちょっと黙りなさい」
神人「いやいや、まだまだ喋りたりんで」
神人「ワシにだって神経ってもんがあるんや、痛いで?腕切り落とされたら」
神人「そんでこいつら、まただるっそうな顔でワシを痛めつけるんや」
神人「『また仕事か・・・』みたいな感じでな」
ハルヒ「だまれって言ってるでしょ・・・」
神人「そいつもな、『眠いので早く終わらせましょう』とかいってたで?」
神人「人ひとり殺すのに眠いとかいってんねんで?考えられへんわ」
神人「まぁワシを人と呼んでええんかはわからんけどな、あっはっは」
ハルヒ「いい加減にしなさいよ!」
バキッ
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:21:44.71 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「うぐぅ」ガクッ
新川「す、涼みや・・・さ・・・」
神人「あかんよ、ワシこう見えても結構筋肉ガチガチなんやで?」
神人「今の感じやと手首折れたんちゃうか?かわいそうに」
ハルヒ「あ、あんた・・ねえ」
神人「は?・・・さっきはああいったけどな」
神人「ワシを作ったのはあんたなんやで?ワシのキャラデザもあんたや」
神人「ワシを見てなんか思わんか?」
神人「『あ、あれに似てる!?』みたいな」
ハルヒ「・・・・」
神人「もののけ姫にでてくるシシ神や、ダイダラボッチになった時のなぁ」
神人「それにあんたお笑い好きやろ?この喋り方もそれのせいや」
神人「いややわぁ、こんなエセ関西弁、絶対不快におもっとる人がおるもん」39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:26:56.54 ID:ESFE83sk0
神人「これでわかったやろ?ワシを生み出したのはあんたや」
神人「ゆうてみればあんたのせいでこれだけの人が被害うけとるわけや」
神人「ワシを責めるのはお門違いちゃうか?」
ハルヒ「そんな・・・・」
新川「だめで・・・す・・・きい・・ちゃ・・・」
神人「長々と説明してまったのう、そろそろ本題にはいろか」
神人「要するにワシの目的の話や」
神人「最初はな、ワシも殺されんように必死に反撃しとったわ、追い返したこともあった」
神人「でもな、ワシが抵抗すればするほどこいつらもどんどん強くなっていったんよ」
神人「だからな、ワシはある時から抵抗するんをやめた」
神人「ず?っとチャンスをうかがっとったんや」
神人「・・・・それが今日や」41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:32:54.72 ID:ESFE83sk0
神人「びっくりしたで?、『は?、今日もかいな』と思ったら」
神人「あんたと彼氏が学校で寝とるんやもん」
ハルヒ「・・・・え?」
神人「もう今日しかないと思ったわ?、だからワシ頑張ったで?」
神人「ついにこいつらに勝利したんや」
神人「まあいつもより弱かったから楽勝やったわ あっはっは」
ハルヒ「ちょっと待ちなさいよ」
神人「感動の瞬間やったわ、この数年待ちのぞんどったことやし」
神人「ついにワシの野望が叶うんや」
ハルヒ「待てって言ってるでしょ!」
神人「なんや、人が感傷にひたっとるに」42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:39:54.08 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「今私と、誰が寝てたっていったの」
神人「あんたの彼氏さんや、SOS団の雑用係 といったほうがええか?」
ハルヒ「私が起きたときはいなかったわよね」
神人「まあな、ワシが処分しといたわ」
神人「目的に邪魔やったし」
ハルヒ「処分した?なにをいってるの?」
神人「言葉通りや」
ハルヒ「キョンをどこへやったのよ!答えなさい!」
神人「・・・教えようと一緒や。もう生きとらんし」
ハルヒ「」
神人「どした?顔面蒼白やで」44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:44:49.62 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「キョンが・・・死ん・・・だ?」
神人「うん」
ハルヒ「キョン・・・が・・・」ガクッ
神人「なんや、そない落ち込んで」
ハルヒ「だれか・・・たすけて・・・」
神人「無駄や。ここにはワシらしかおらんし」
神人「こいつらもみんな死んどるか、それ同然や」
「おや、私をお忘れですか?」
神人「あ?あー、そいやあんたおらんかったわ」
神人「面倒やわ、ほんま・・・」
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:50:03.83 ID:ESFE83sk0
古泉「どうも、遅れてしまいました」
ハルヒ「こ、古泉くん!」ダッ
古泉「申し訳ありません、涼宮さん」
古泉「もう、大丈夫ですよ」
ハルヒ「キョンが・・・キョンが・・・」グズッ
古泉「・・・後は僕に任せてください」
新川「こいず・・・み・・・」
古泉「新川さん・・・もう、大丈夫ですからゆっくりしてください」
神人「ヒーロー気取りかいな、気に入らんのう」
神人「さしずめワシは悪の親玉といったとこやな」
古泉「少し黙っていただけませんか?今日の私は少々不機嫌です」
神人「おー恐いのう、でも勝てる算段はあるんかいな」
古泉「そうですね・・・」
古泉「ここではいつものようには力を出せないようですし」
神人「まして、あんた一人じゃのう」
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 22:58:30.99 ID:ESFE83sk0
古泉「ふぅ、困りましたねえ」
神人「あっはっは、とんだ正義の味方やのう」
古泉「目的はなんなんですか」
古泉「こんな事しても、結局あなたは滅ぶ運命です」
神人「どうせ話すつもりやったし、教えたるわ」
神人「結果からいうとワシは消えへんで」
古泉「何ですって?」
神人「その娘の力をかりるんや」
古泉「涼宮さんの?」
神人「そうや、ワシがその娘をとりこむんや」
ハルヒ「え?」
神人「そうすることで、ワシは現実世界へ行くことができるんよ」
古泉「・・・めちゃくちゃな理屈ですね」47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 23:03:52.17 ID:ESFE83sk0
神人「めちゃくちゃ?どこがや?」
神人「『神』の能力をとりこめば、それくらい造作もないやろ?」
ハルヒ「あなた、さっき私にはもう力はないっていったじゃない」
神人「すまん、あれは嘘や」
ハルヒ「な」
神人「念のため、な どうせあんたに力は使いこなせんが」
神人「できてもせいぜい閉鎖空間を広げるくらいやな、あっはっは」
神人「一度でいいから現実世界で暴れてみたかったんよ、夢が叶いそうやわ」
ハルヒ「・・・・」
古泉「私がきたからにはあなたの好きにはさせませんよ」
神人「あんたひとりに何ができるんや」
古泉「誰が僕ひとりだと、いいました?」
神人「あ?」50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 23:12:31.28 ID:ESFE83sk0
長門「私もいる」
みくる「大丈夫ですか、涼宮さ?ん」タタタ
ハルヒ「有希にみくるちゃん!あなたたちどうしてここに」
長門「もう大丈夫」
古泉「そういうことですよ、『神人さん』」
神人「あっはっはっは!頼もしい助っ人さんやなぁ!」
神人「これは用心しな返り討ちにあうかもわからへんわ」
古泉「おや、笑っていられるのも今のうちですよ?」
神人「馬鹿にすんのもいい加減にせえ!小娘連れてなにいきがっとんや!」
みくる「ふ、ふぇ?・・・」ブルブル
古泉「おや、本性がでてきましたね」
神人「そりゃワシはストレスの塊やからな」
神人「本質は暴力やで?、あっはっはっは」
みくる「全然笑うところじゃないです?」51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 23:19:19.28 ID:ESFE83sk0
神人「そろそろお喋りにも飽きてきたのう」
古泉「ようやくですか、待ちくたびれました」
神人「そうやな・・・最初に優男の顔ぐちゃぐちゃにしたるわ」
ハルヒ「こ、古泉くん!?」
古泉「大丈夫ですよ、涼宮さん」ニコッ
神人「そういうとこがむかつくいうとんねん!」
グワッ
ハルヒ「いやああああああああああああああ」
長門「gbhとあんpjrそhtうkふふy」
ピタッ
神人「な、なんや」
神人「体が、うごかへん」ブルブル54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 23:24:53.91 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「・・・え?何が起こったの?」
古泉「ね、大丈夫っていったでしょ」ニコッ
神人「何がおこっとんねん・・・あんたの仕業か?」
古泉「いえ、ちょっとこの中に特殊な力を持っている人がいましてね」
神人「なんや・・・こんなんで終わりやいうんか」
古泉「悪党の最後にはふさわしいと思いますがね」
神人「何年待ったと思ってるんや・・・ワシいややでこんな・・・」
神人「・・・ちょっとだけ、あの娘と話させてくれんか」
古泉「何をいうかと思えば、あなたは」
神人「後生や、もう会うこともないんやし」
古泉「・・・・」
ハルヒ「・・・私も、いいかしら古泉くん」
古泉「・・・」チラッ
長門「」コクッ
古泉「・・・いいでしょう」
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 23:31:33.92 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「残念だったわね、思い通りいかなくて」
神人「ほんまや、せっかくのチャンスやったのに」
パンッ
神人「・・・・いったいのう」
ハルヒ「よくも・・・キョンを・・・」グズッ
神人「手、大丈夫か?」
ハルヒ「え?」
神人「さっき・・・手首ケガしたみたいやけど」
ハルヒ「・・・折れてはないわ」
神人「そっか・・・良かったわ」
ハルヒ「・・・・」
神人「あんたの彼氏な、いきとるで」
ハルヒ「え?」59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 23:37:56.71 ID:ESFE83sk0
神人「今頃保健室で気持ちよく寝とるわ」
ハルヒ「本当に?」
神人「ああ、逃げれんように軽く拘束させてもろうたがな」
ハルヒ「本当の本当の本当に無事なのね?」
神人「ほんまやて、安心せえ」
ハルヒ「そっか・・・無事かぁ・・・」ガクッ
ハルヒ「よかった・・・よかったよぉ・・・うぅ」ポロ
ハルヒ「もう・・・変な嘘・・・つくんじゃないわよぉ」ポロポロ
神人「・・・今、生まれて初めて後悔ってもんを知ったわ」
神人「けったいなことして、ごめんなぁ・・・」
ハルヒ「うぅ・・・ばかぁ・・・」ポロポロ
60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 23:44:34.27 ID:ESFE83sk0
古泉「そろそろいいでしょうか、涼宮さん」
ハルヒ「・・・・」
古泉「仲間の治療を始めるにはまず閉鎖空間から抜け出すことが先決ですし」
古泉「・・・そろそろ彼を目の前に平静を保っていられる自信がありません」ギリギリ
神人「あぁ、思いっきりやってくれや」
古泉「そうですか・・・では」ブゥン
神人「あーあ、結局元通りかいな」
神人「・・・涼宮はん」
ハルヒ「・・・・」
神人「自分の気持ちに、素直にな?」
ハルヒ「・・・え?」
神人「このままでいいなんて、嘘やろ?」ニコッ
バシュゥ
みくる「ふぇ?今、笑ってたような・・・」62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 23:50:19.28 ID:ESFE83sk0
シュン
古泉「閉鎖空間の消滅を確認しました。助けを呼ぶので、少し失礼します」ダッ
みくる「大丈夫ですか?涼宮さん」
ハルヒ「二人とも、助けにきてくれてありがとう・・・」
みくる「も、もちろんですよ」
長門「かまわない」
ハルヒ「・・・私って最低ね」
みくる「え?」
ハルヒ「あいつ・・・私やキョンどころか、こんな大勢の人を巻き込んで」
ハルヒ「大怪我したり、死んじゃった人もいて」
ハルヒ「だからあいつは最低最悪な奴で・・・」
ハルヒ「でも・・・」63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/29(火) 23:57:49.15 ID:ESFE83sk0
ハルヒ「それを生み出したのは私の勝手な思いからで」
ハルヒ「そのせいであいつも本当は辛い思いをしてて」
ハルヒ「それなのに、それなのに最後にあんな・・・」
ハルヒ「私、あんなことあったのに、あんなことがあったのに」
ハルヒ「あいつが消えて、消えちゃって」
ハルヒ「・・・涙が出るの」ポロ
みくる「涼宮さん・・・」
ハルヒ「それが悔しくて・・・悲しくて・・・」ポロポロ
みくる「・・・・」ギュッ
ハルヒ「みくるちゃん・・・」
みくる「気持ちの整理は後からでもできます」
みくる「だから悲しい時は思いっきり泣きましょう。ね?」ニコッ
ハルヒ「みくるちゃん・・・うわああああああああああああん」ポロポロ
みくる「よしよし♪」ナデナデ65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 00:03:19.79 ID:2z0Y+Mjx0
ハルヒ「・・・っとまぁ、そんな夢を見たのよ!」
みくる「へぇ・・・か、変わった夢ですね」
ハルヒ「そうでしょ?これだけで小説ひとつかけそうだわ!」
ハルヒ「それに私が実は能力者だったなんてね、我ながら面白い発想だわ」
みくる「あのう・・・さっきからずっと言おうと思ってたんですけど」
ハルヒ「なに?」
みくる「うしろ・・・」
ハルヒ「え? ほうぁあ!?」ガタッ
キョン「よ、よう」
ハルヒ「あ、ああ、あんたいつからいたのよよ」
キョン「そうだな・・・お前がそこに腰掛けたくらいから」
ハルヒ「最初っからじゃないのよ!わわ、すべて忘れなさい」ゴトッ
キョン「バットもってなにをする気だ!やめなさい!」
長門「・・・・」パラッ68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 00:09:18.82 ID:2z0Y+Mjx0
・・・・
・・・
・・
・
古泉「へぇ、涼宮さんがそんな話を」
キョン「あぁ。これは現実にあったことなのか?」
古泉「わかりませんねぇ。少なくとも私の記憶にそのような事実はありませんが」
古泉「涼宮さんによって世界が、私達の記憶が改変された可能性も否定できません」
キョン「そうか。明日あたり、長門にきいてみるか」
古泉「それにしても盗み聞きするとはあなたも人が悪い」
キョン「そんなつもりはなかったんだが、話の内容がちょっと気になってな」
古泉「ようやく涼宮さんの気持ちに気づきましたか?ふんっふ」
キョン「き、気になったのはそっちじゃねえよ!」
古泉「それにしてもあなた、出番なかったですね?」ニヤニヤ
キョン「ほっとけこの野郎」69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 00:13:26.48 ID:2z0Y+Mjx0
古泉「実際驚きましたね。夢とはいえあそこまでですと」
キョン「ハルヒ、本当に自分の力に気づいたりしないだろうな」
古泉「あなたは夢の中で空を飛んだら現実世界で試しますか?」
キョン「借金が200億くらいできたらやってみてもいいかもな」
古泉「ふふ、夢は夢ですよ。いったでしょ?涼宮さんも私達と同じ常識人です」
古泉「とはいっても、一応上のほうに報告はしておきますがね」
キョン「それにしても、神人が喋るなんてあいつらしい発想だな」
古泉「そうですね、ありえない話です」
古泉「彼等は意思などもっていません」
キョン「だよな」
古泉「・・・・」73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 00:17:59.21 ID:2z0Y+Mjx0
森「え?今日は一人でいく?」
古泉「ええ。今日の神人退治は僕一人でやらせてください」
森「そりゃぁ今日の閉鎖空間は小規模だけど・・・本当に大丈夫なの?」
古泉「大丈夫です。任せてください」
森「・・・5分を過ぎたら私達もいくからね」
古泉「ありがとうございます・・・・では」シュン
神人「」ズシーン
古泉「おや、やってますね」
古泉「・・・どうもー、私古泉と申します」
古泉「今日もせいがでますね」
神人「」ズシーン
古泉「・・・はは、僕は何をやっているんでしょう」
神人「やっと話しかけてくれたな、古泉くん」ニコッ
古泉「え?」
終わり74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/30(水) 00:19:20.62 ID:2z0Y+Mjx0
貼るだけの作業も疲れるなー
一応、アニメの「涼宮ハルヒの憂鬱 VI」に近い状況でって感じの設定です
色々突っ込みどころあったでしょうが、スルーでおねがいしますw
読了感謝!やっと抜ける!